楽器の購入について of おひげさんのホームページ

PC060181.JPG

HOME > レッスンについて > 楽器の購入について

楽器の購入について

分数(お子様用)ヴァイオリンの購入について

  • お子様用のヴァイオリンは、ピアノのように1台買ってしまえば長期間使えるというものではなく、成長に合わせて買い換えなければいけません。最初にまとまったお金が必要なピアノとは違い、購入1回あたりの金額は少なくなりますが、買い換えの度に出費があるということになります。
  • 分数(お子様用)ヴァイオリンのサイズは、小さいものから1/10・1/8・1/4・1/2・3/4で、3/4の次に4/4(成人サイズ)のヴァイオリンを購入することになります(1/10より小さい1/16・1/32というサイズも市販されていますが、あまり実用的ではありません)。つまり、4才(1/10サイズが適当な年齢)ぐらいで始めた場合、大人サイズのヴァイオリンになるまでに5回買い換えなくてはなりません。
  • 分数ヴァイオリンのサイズと身長との目安は、インターネットのどのサイトを見ても、だいたい下の表のような数字が載っています。しかし、実際には腕の長さ・手の大きさによっても多少前後しますので、「楽器を構えてヴァイオリンの渦巻の部分を左手で楽に握ることができる」事を目安に購入サイズを決定します。
サイズ
身長
1/10
105〜110cm
1/8
110〜115cm
1/4
115〜125cm
1/2
125〜135cm
3/4
135〜145cm
4/4
145cm以上
  • サイズが決まっても、様々な価格の楽器の中からどのグレードのものを選ぶかが悩みの種です。お求めになる方によっても、「子どもにはいいものを与えたい」とか「続くかどうか解らないので出費は抑える」などいろいろな考えがあるのではないでしょうか。当教室では予算に応じて次のメーカーの楽器をお勧めしています(サイズによる値段の違いはありませんが、楽器によって付属品代が3,000円程度かかる場合があります)。
C. Giordano
VS1(カルロ・ジョルダーノ)21,000円 中国製
Suzuki
No.230(スズキ)50,000円 日本製
  • もちろん分数ヴァイオリンでも、もっと値段の高いものもありますので、ご要望があればお取り寄せいたしますし、買い換えの回数を勘案して、1/2まではお求めやすい価格帯の楽器を、それ以上続けばもう少し値の張るものを購入する、という考えの方もいらっしゃいます。

ここに掲載致しましたのは、あくまでも私個人の意見です。習われる方によって様々な事情があると思いますので、楽器ご購入の検討材料にして頂ければ幸いです。

フルサイズ(大人用)のヴァイオリン購入について

  • フルサイズ(大人用)のヴァイオリンは、一度購入してしまえば、頻繁に買い換えるということはありません。そのことを前提に購入を検討されるとよいでしょう。
  • 「子どもの頃から習っていて今後も趣味として続ける」場合の楽器として、楽器・弓・ケースの三点セットで130,000円ぐらいのものをお勧めしています。趣味が高じればもっと良い楽器が欲しくなるかもしれませんが、そのまま長く使い続けても、充分楽しめる予算です。
  • 中学生〜高校生(大きいお子さん子は小学校高学年から)でフルサイズの楽器から始める方には、スズキNo.230のセットをお勧めしています。価格は50,000円です。
  • この他に「もう少し一生懸命やりたい」「専門的に勉強したい」など、ご希望・ご予算に応じて用意いたします。

ここに掲載致しましたのは、あくまでも私個人の意見です。習われる方によって様々な事情があると思いますので、楽器ご購入の検討材料にして頂ければ幸いです。

ヴィオラの購入について

  • 現在ヴィオラを弾いている方は、ヴァイオリンから始めて何かのきっかけでヴィオラに変わった、或いは、学校のオーケストラ部などに入ったのがきっかけでヴィオラを始めた、といったケースがほとんどだと思います。
  • 欧米では小さい頃からヴィオラを始めるケースがありますが、日本では分数楽器も手に入りにくく、ヴァイオリンをある程度経験した後に転向するか、当初からヴィオラをする場合は小学校高学年ぐらいから始めることをお勧めしています。。
  • 市販されているヴィオラはヴァイオリンほど豊富な種類が無く、楽器も大きくなるので、値段はおのずと上がってきます。しかし、ヴィオラの場合は4台も5台も買い換えることはありませんので、トータルの経費を考えると、ヴァイオリンのように高額にはなりません。だいたい50,000円から120,000円ぐらいの価格帯をお考え下さい。

ここに掲載致しましたのは、あくまでも私個人の意見です。習われる方によって様々な事情があると思いますので、楽器ご購入の検討材料にして頂ければ幸いです。

|1|2|3|4|